「知る」と「解る」
小学校教師の体験談より。
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高学年の担任になったとき、典型的な受験組の児童がクラスに。
「学校で習うことは、塾でもう習っている」とやる気が出ない。
グループで実験をさせても用意や片付けを上手くサボっている。
予想やまとめをノートに書かせても、結論のみ乱暴な字で。
(面倒くさい。もうわかっている)と言わんばかりに。
ある日、てこのはたらきを学ぶために、
「おもり」と「はかり」を使う前に「洗濯物」と「物干しハンガー」を使い
”釣り合いを考えて干してみよう”と取り組ませる。
すると、その児童が楽しそうに実験を。さらに
「てこの原理を知っていたけど、きょうは本当にわかった。すごく楽しかった!」
と言うと、学習したことをワークシートにまとめだした。
1年後。
運動会の準備でサッカーゴールを固定している杭を抜こうとすると
「てこの原理を使えば楽だよね!」と、別の児童が。
”伝える”授業以上に”気づく(気づかせる)”授業の大事さを改めて知ったと言う。
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。。。「(知識として)知る」事と「(原理・理由を)理解する」事は違いますよね。
児童も偉かったけど、先生もがんばりましたね。(^^)v
●「子どもは、一度でも、学ぶ喜び、何かを作り上げる喜びを感じることができれば、
風を得た帆船のように、目的に向かって進んでいくことができる。」
(山本伸一)
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